こんばんは。ピピ助です。

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夏はたくさん汗をかきますし、あまり髪の毛に良い気がしません。
思えば去年の夏頃に自分の髪の毛の危機を無視出来なくなったんですよ……。

育毛剤を使ったり、AGAクリニックへ通い治療を始めて随分改善した(と本人は思ってる)のですが、それでも今年の夏もまた抜け毛の増加を感じました。
というか、またハゲてきたような……。

現在進行形で減っている気がします。
やばいよやばいよ。

今日のお題
・果たして抜け毛が増えたのは本当に夏のせいなのか?
・それならどのような対策をしなければならないのか?

さて、いってみましょう。

夏はハゲると言われる原因

そもそも季節的に一番髪が抜けやすいのは秋なんだそうです。
次が春。

夏と冬はどちらかといえば、前の季節で抜けた分を取り戻す時間のようで、正常であれば夏は抜け毛が少なくなる季節と言えます。
さて、俺の実感と違うのですが、これはどういうことだワレェエと調べているうちに、どうやら夏でも油断出来ない理由がある、ということがわかりました。

温度と湿度

夏といえばまずは暑いというのが最初に浮かびます。
そして日本の夏は蒸し暑い。特に首都圏は木々が少なくジメジメして大変です。
放っておけば家まで腐るその恐ろしさ。

Antranias / Pixabay

さすがに人間は腐りはしませんが、大量の発汗によって頭皮が蒸れてしまいます。
これにより雑菌の繁殖が促進。それが抜け毛につながるのです。
よって夏場は、頭皮が蒸れたまま放置したり、頭皮が不潔な状態になることを避ける必要があります。

かといって、じゃあ毎日何回もシャンプーすればいいのかというと、そういうわけにもいかないんです。
必要以上に皮脂を落とすことは、頭皮に必要な常在菌すら落としてしまうからです。
頭皮に住む常在菌は、古い角質や皮脂を除去し、外からの雑菌の侵入を防ぐ役割を果たしています。
腸でいうところのビフィズス菌的なものが頭皮にも住んでいるわけです。
この常在菌を落としすぎてしまうと、古い角質や皮脂がそのまま残って悪臭の原因になってしまうんです。
また、無防備になった頭皮に雑菌が増えれば炎症を引き起こすことにもなりかねません。

不潔にしてもダメだし、洗いすぎてもダメ。
となると、最初から蒸れないようにすることを考える必要がありそうです。

紫外線

そして、夏の日差しがもたらすのは温度だけではありません。
特に甚大な被害を及ぼすのが紫外線。これがら大きな問題を引き起こすのです。

byrev / Pixabay

小麦色の肌は魅力的だけど……。

みなさん、光老化ってご存知ですか?
人間の肌の老化の9割は紫外線によるものなんだそうです。
加齢による老化は1割に過ぎない。
だから、普段ほとんど日に当たらないお尻の皮膚なんかは、歳を重ねても綺麗なままなんです。
紫外線に当たりさえしなければ、顔も首も手もずっとずっと綺麗なまま保つことが出来るんだとか。

非常にわかりやすい例として有名なのがこちらの画像。
28年間トラックドライバーをしていた男性の顔の写真です。

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Lunes, martes, miércoles… al sol de medio lado | Piel sana | elmundo.esより引用

多くの時間を運転席に座って過ごした彼は、運転席の窓側の顔だけが老化してしまっています。
どれだけ紫外線が人体に影響を与えるのか、よくわかると思います。

この人の場合は特殊な例ですが、屋外を歩いていれば人間の体で一番紫外線を浴びているのは頭頂部です。
特に髪が薄くなっている人はモロに頭皮に紫外線が当たります。
あとはどうなってしまうか、想像に難くありません。

紫外線は7〜8月が一番多いのですが、5〜6月頃も既に多いです。
よって、この時期の紫外線ケアが非常に重要ということになります。
女優さんが必死に肌を隠すのがよく分かるってもんです。

……とまあ、温度&湿度に紫外線。
夏といえば思いつくこの2大要素で夏の危険性はよくわかりました。

しかも、秋に抜け毛が増える理由も、夏に浴びた紫外線のダメージが時間差で出てくるからなんだとか。
結局悪いのは夏なのか!夏なんだな!!

さあハゲどもよ、夏と戦おう

抜け毛の増える原因を鑑みて、対策しなければならないは以下の2つです。

・頭皮環境悪化の防止
・紫外線を頭皮に当てないこと

まずは蒸れた状態で放置しないことが重要です。
汗をかいたらしっかりタオルで拭きましょう。
毎日しっかりシャンプーしたほうがいいですが、かといって1日に何回も洗うのも問題です。

汗をかきづらくするためのアイテムを使う等工夫してみると、蒸れが抑えられますよ!!

濡らして振り回すとひんやり冷たくなるタオルです。
普通に水で濡らしても構いませんし、運動してかいた汗を拭いた後でも冷たく出来る優れものです。
夏場の日中で運動しようと思ったら必須アイテムと言えます。

もちろん、運動する以外でも1本持っておくと便利です。

ちょっと日本語が怪しいこちらの製品は、ケースが付属しています。
濡らしたタオルをケースに入れておいて持ち運ぶことが可能で、暑くて汗をかいたら使ってまた収納しておくことが出来ます。
普通のタオルだと汗でべちょべちょになってしまうので、何回も使うと気持ちが悪くなりますが、これはグルグルと振り回せば冷却タオルに早変わりなので、複数回使用もなんのその。
ピピ助は今年の夏これを使っていたのですが、炎天下に外を歩かないといけない時はとても重宝しました。

暑さ対策をしたら、もっと重要な紫外線対策です。
とはいえ、頭皮の紫外線対策は一にも二にも帽子を被ること!!

UVカット効果がある帽子であれば心強いですが、そうでなくても紫外線を防ぐ役目は果たしてくれます。
普通の帽子であれば、黒い帽子を選択すると良いでしょう。
色によって紫外線透過率が異なり、黒だと90%の紫外線をカット出来るのに対して、白だとわずか30%しか防ぐことが出来ません。
紫外線防止のためには色の濃い帽子がオススメです。

更につばが広い帽子だとなお良いですが、男性だとちょっとそのあたりは難しいですよね……。
更に日傘もあれば最高ですけど、周りの目が気になります(笑)。

さて、休日の紫外線対策は帽子でいいとして、仕事中の紫外線対策はどうすればいいんでしょう。
スーツで帽子を被るわけにもいかない、という方が多いんじゃないかと思いますが、そういうときには紫外線防止スプレーが役に立ちます。

紫外線防止スプレーは髪の毛に散布するスプレーです。
これを使う事によって、髪の毛と頭皮を紫外線から守ってくれます。

こちらのスプレーは何より無香料なのが嬉しい。
髪をセットした後に、全体に振り掛けるようにスプレーすればオッケーです。

こちらの商品は化粧水タイプで、顔などにも使うことができます。
1本で顔も身体も全部まとめてやっちゃえ!という方はこっちの方が楽ですね。

まとめ

夏は季節的には髪の毛が減りやすい、とは言えない。
だけど、夏のダメージを放置すると秋以降に甚大な被害が発生する!!

つまり、ピピ助の髪の毛が現在進行形で減っているのは、
夏の間の対策が甘かった+秋という季節のせい
と言えそうです。

必要な対策としては以下のとおり。

  1. 毎日1回必ずシャンプーをする。
  2. 余計な汗をかかないように対策する。
  3. 帽子やスプレーを使って紫外線を遮断する。

どれもこれも難しいことではないので、
せっかく手間暇かけて増やした髪の毛を失わないためにも、しっかり対策して夏を乗り切りたいですね!!