ビルドマッスルHMBは筋トレだけでなくダイエットにも効果的なのか?
こんばんは。ピピ助です。
今日は最近流行りの「ビルドマッスルHMB」というサプリメントについて。
これでもピピ助、まがりなりに数ヶ月トレーニングを重ねてきて、最近は「体型が変わった」とか、「鍛えてるの?」とかよく訊かれるようになったんですよ!!
でも服の上からだからまだいいものの、脱いだ状態なんて見せられたもんじゃありません。
「もう少し早く効果あがらんかな…」
というのも、普段なかなか筋トレに割く時間って作りづらいじゃないですか。
トレーニングに費やす時間を増やせばそりゃ効果は上がるでしょうが、時間を作るのも大変だし、何より辛い時間が増すのは嫌。(笑)
少ない筋トレでも効果を上げる為に出来ることはないかと筋トレマニアの友人に聞いてみたところ、このサプリメントの存在を教えてもらいました。
筋トレのお供と言えば「プロテイン」が鉄板ですが、このサプリメントはそれと比べて何が優れているのでしょうか。
あと、大切なことなんですけど、ピピ助は別にキン肉マンになりたいわけじゃないんですよ。
ダイエット目的と考えたときに、本当にこのサプリメントは役に立つのか、調べてみることにしました。
目次
ビルドマッスルHMBとは?
ビルドマッスルHMBは、「株式会社モイスト」が製造販売を行っています。
社名 株式会社モイスト(MOIST Co.,Ltd.) |
TEL:0800-805-3547 |
代表 池田英子 |
所在地 〒136-0071 東京都江東区亀戸1-4-2 |
事業内容 化粧品、栄養補助食品の製造販売 |
資本金 1,500万円 |
設立 2008年12月 |
従業員数 130名 |
「モイスト」の公式ページには不思議と「メンズドラッグ」のページの存在が見えません。
☆株式会社モイスト
メンズドラッグの販売ページ自体は2015年8月に開設されているようなので、1年以上も追記がないのはちょっと不審感と言えます。
まあ、育毛剤関連の商品を調べているときにもこういうことはざらにありましたが……。
この会社の主力はおそらく健康食品で、「メンズドラッグ」とは別に、「うるおいの里」という販売ページを持っています。
こちらが2008年からの健康食品販売サイトです。
「モイスト」が新たに立ち上げた別ブランド「メンズドラッグ」の看板商品、それが「ビルドマッスルHMB」なんですね。
ちなみに、「株式会社モイスト」で検索をかけると「詐欺」と出てきます。
正直ギョッとしましたが、見てみたところ詐欺とは言えない内容ばかり。
詳しく後述しますが、定期継続で摂取することが望ましい商品において、「初回500円」という販売形態を取っているものがあるようです。
ただし数ヶ月間の継続購入が条件となっていて、その条件を見逃した人がクレームを出している模様。
過去の販売表記についてはわかりませんが、今現在の広告ページを見る限り、勘違いを誘発するような表記は見当たりませんでした。
(知恵袋にも、「この会社はなんで詐欺と言われるんですか?」という質問があったくらいです)
その売りは?
さて、肝心の商品ですが、筋肉生成を助け、脂肪燃焼をサポート、トレーニングによる筋肉疲労を素早く回復させ、身体能力を向上させるという夢のような効能を謳った商品です。
ひとつ安心したいのは「これを飲んだらムキムキになります」といった謳い文句でないこと。
あくまでもサポートで、頑張るのはお前だ!ということになります。
飲むだけでムキムキになる商品なんて、逆に怖くて買えませんよね。
脂肪燃焼をサポート、ってあたりがピピ助の琴線を震わせます。
ダイエット!
プロテインを飲むのと何が違う?
プロテインはつまるところ「たんぱく質」ですよね。
これを摂取すると身体の中でアミノ酸に分解されます。
このアミノ酸が筋肉や骨、髪の毛など、全身のすべてを作るのに使われるわけですが、その中でとりわけ筋肉を生成するために使われるアミノ酸がBCAAと呼ばれるこれはロイシン、イソロイシン、バリンの3種類からなる分岐鎖アミノ酸です。
さらにこの3種類の中でも効果が強いのがロイシン。これがHMBの元にもなるアミノ酸です。
HMBは正式名称を「β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸」といいます
通常時、人体では1日に0.2~0.4gのHMBが生成されています。
このHMBを1日3g摂取することによってタンパク質や筋肉の分解を抑え、同時に筋肉を増加させる効果が確認されています。
しかも、これは70歳を過ぎた人でも確認出来たんだとか。
ロイシンから生成されるなら、ロイシンを摂ればいいじゃない。という話なんですが、体内でHMBを1g作るためにはロイシンが約20gのロイシンが必要と言われており、HMBをそのまま摂取したほうが効率が良いわけです。
プロテインはあくまでもたんぱく質に過ぎません。プロテインを摂取して、そこからいろいろなアミノ酸が作られる中で一部のたんぱく質がロイシンになり、それがHMBヘ変換される…と、ほんのちょっとの量にしかなりません。
このサプリメントと、プロテインではHMBの摂取量は段違いになってしまうわけで、
摂取したたんぱく質が筋肉のためのアミノ酸に変化する変換効率を考えると、より筋肉増強に特化したサプリメントのほうが効果的ということになります。
入っている成分を見る
HMB
ビルドマッスルHMBの最大の目玉が、製品名にもつけられているHMBです。
HMBについては上で大体書いてしまいました。
HMBは、ナマズ、グレープフルーツ、アルファルファなどにも含まれているそうです。
グレープフルーツがダイエットに効く、って昔流行った記憶がありますが、このあたりも関係していたのかもしれません。
Amazonってナマズも売ってるんですね……。これが今日の一番の驚きだよ。
グレープフルーツ大好き。
コンビニでトイレを借りると、ピピ助は必ずグレープフルーツジュースを買います。
ダイエットしてんのに、んなもん飲んでんじゃねぇよ。
アルファルファはAmazonで検索してみたら、ウサギやモルモットの餌として売られていました。
ここにリンクを貼って、誰かが間違えて買って食べてしまったら悲しいので、アルファルファは貼りません。
BCAA
これはロイシン、イソロイシン、バリンの3種類からなる分岐鎖アミノ酸のことを指します。
ロイシン以外の2つの必須アミノ酸も、骨格筋のタンパク質合成に非常に効果を発揮します。
このサプリメントは最終目標であるHMBだけでなく、アミノ酸自体も含んでいるってわけです。
グルタミン
グルタミンもアミノ酸。
筋力強化・疲労回復・成長ホルモンの分泌など、様々な効果を持っています。
筋力に関しては、単純に強化するだけにとどまらず、筋肉の分解も防いでくれます。
フェヌグリーク
これは、ハーブ・香辛料の一種です。
2011年に、脂肪蓄積を抑制する効果が研究によって確認されています。
他にも、糖尿病、高血糖、高コレステロール、便秘などに効果があります。
トンカットアリ
聞き覚えのない名前ですが、木の根っこだそうです。
精力増強、滋養強壮、勃起薬としても使われるそうで。
マカや高麗人参と似たようなものですね。
バイオペリン
バイオペリンは、インド南部の湿気の多い肥沃な土地で栽培される黒胡椒の実から抽出したナチュラルエキスです(公式まんま)。
サプリメントや食事から摂取した栄養素を吸収しやすくしてくれるんだそうです。
他にも、血の巡りが良くなることによって内臓が活発に動いたり、脂肪燃焼を促す効果もあるとのことです。
これ、かなり良い成分ですね。
シニュリンPF
これはシナモンの樹皮から抽出されたエキス。
血糖値や血圧の正常化、除脂肪体重への効果があるようです。
主にメタボ対策の製品に使われることが多いですね。
ということで、以上が主要な成分でした。
筋肉を増加させ、脂肪を減少させ、またそれら栄養素の摂取を促進する。
そんな効果が見えましたね。
一番お得に買う方法は?
迷うことなく公式サイト。というか、販売自体公式しかありませんでした。
最初の方でも書きましたが、初回購入は500円になります。
ただし、ここで注意しなければならないのが「3ヶ月の定期購入になる」ということ。
2ヶ月目、3ヶ月目は5,925円になるので、正確には「500+5925+5925」の12,350円。
それを3分割すると考えると、一月あたりの経費は「約4,116円」になります。
決して安い買い物ではありません。
ただ、値段がそこそこかかるというのはモチベーションの意味で悪い事ではないのも確か。
人間お金を払うと「絶対元を取ってやる!」という意識が強く働くので、そういう点では月々4,000円少々というのはちょうど良い値段とも言えます。
もし効果が出なかったら?
返金保証がついています。
90日間有効なので、3ヶ月使ってダメだったから返金が可能です。
このサプリメントの場合、筋トレするのが大前提ですから、効果がない=筋トレをしなかった場合くらいしかなさそうですけどね。
まあ、買ってはみたけどやる気が続かなかった、みたいな理由でも返金してもらえそうなので、その点はちょっと助かる人もいるかもしれません。
まとめ
以上、プロテインを飲んだ時との比較と、ビルドマッスルHMBに含まれている成分の効果を調べてみました。
このサプリメントを使うかはともかくとして、やはり筋トレの効率を上げるためにはプロテインなどの摂取を考えたほうがいいのかもしれません。
たんぱく質は髪の毛のためにも積極的に摂っていきたいですしね。
ちなみに。
せめてロイシンだけ摂取出来れば良い!!
という人は、こういうものがあります。
上のリンクは1kgのものですが、他にも500gや200gのものもあります。
そこまで激安というわけではないものの、一回の使用量はたったの2gなので、ビルドマッスルHMBと比べたらかなり安いです。
たんぱく質→アミノ酸に変換→その一部がロイシンになり→さらにその一部がHMBになる
ロイシン→その一部がHMBになる
直接HMB!+BCAA(分岐鎖アミノ酸)からもHMB!
超単純に比較して、このような違いがあります。
HMBに近くなればなるほど、費用も高くなる感じですね。
ピピ助は財布と相談した結果、ロイシン買おうかと…。
☆参考サイト
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